土地活用の種類はたくさんありますが、サ高住の経営に興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
サ高住は高い利益を見込めるため、取り組みやすい土地活用として人気がありますが、注意点を知っておかないと失敗してしまうでしょう。
そこで今回は、サ高住とは何か、経営方式やメリット・デメリットについて解説します。
土地活用で人気のサ高住とは
サービス付き高齢者向け住宅の略であるサ高住とは、高齢者の入居にマッチさせた特殊なアパートやマンションのことです。
介護と医療が連携しているため、高齢者の暮らしを安心させるサービスが受けられます。
サ高住の登録基準にはさまざまな項目があり、大きく分けると住宅・サービス・契約内容・事業者の義務・指導監督などがあります。
高齢者が安心して暮らせるように、床面積25㎡以上のバリアフリー構造を建築するなど一つ一つをクリアしなければなりません。
また、サ高住はよく介護施設である老人ホームと勘違いされますが、実際は賃貸物件です。
土地活用で知っておきたいサ高住の経営方式
サ高住の経営方式は大きく分けて、一括借り上げ方式・テナント方式・委託方式・自営方式の4タイプがあります。
一括借り上げ方式は所有している土地にサ高住を建築し、事業者に経営を委託する方法です。
経営を自分でおこなう必要がないため、初心者でも空室リスクの心配がありません。
テナント方式は介護サービスのみを事業者に委託する方法で、入居者募集や契約などは所有者がおこないます。
経営能力は必要ですが、賃料とテナント料を受け取れるため、一括借り上げ方式より高い収益を見込めるでしょう。
委託方式もテナント方式同様に介護サービスのみを委託しますが、介護事業者に手数料を支払う必要があります。
収益が安定しづらいデメリットはありますが、入居率が上がればその分の利益も大きくなるはずです。
すべて自分で経営・管理をしたい場合は、自営方式を選択しましょう。
経営の知識や技量は試されますが、上手くいった場合は高い収益が見込めます。
土地活用としてサ高住経営をするメリット・デメリット
サ高住を経営するメリットは、補助金や税制優遇が受けられる点です。
一定条件を満たせば、低コストでサ高住を建築できる可能性があります。
ただ、サ高住は一般的な賃貸物件より投資額が大きいのがデメリットです。
億単位の費用が発生するため、補助金を利用しても高額な費用を用意しなければなりません。
まとめ
サ高住は、高齢者向けにつくられた賃貸物件です。
経営方式は主に4つのタイプがあり、それぞれ経営の仕方や利益の出し方が異なります。
補助金や税制優遇が受けられることがメリットですが、建物を建築するには高額な費用がかかるため注意が必要です。
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