近年は物価の高騰や経済難で
生活保護受給者が増えていると言われています。
そして生活保護受給者が賃貸物件を借りる時に
なかなか物件が見つからず困ることが多いです。
逆に賃貸物件をお持ちのオーナー様は
空室に困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
だからといって生活保護受給者に
入居してもらうのは不安…という
意見もあるかと思います。
では何に不安を持っているのでしょうか?
1つずつ見ていきましょう。
①家賃の滞納が心配
これが一番の心配なのではないでしょうか?
生活保護を受給している=収入面での心配
と考えてしまいますよね。
安定して収入を得られないから生活保護を受けている訳ですが
生活保護費の中に「住宅扶助」という費用が含まれており
家賃に当てられる金額が決まっています。
地域や世帯人数によって金額は違いますが
京都市の場合は
このような金額になっています。
この金額を住宅扶助として受給していても
使い込んでしまって滞納するのでは?という疑念もあるかと思います。
そう言った事例があるのも事実です。
そういったリスクを避けるために「代理納付」という制度があります。
代理納付とは、生活保護受給者に代わって
自治体から直接賃料を振り込んでくれる制度です。
この制度を使えば滞納の心配はありません。
②近所トラブルが心配
こういった心配もあるのではないでしょうか?
生活保護を受給している方の中には
精神的な困難を抱えていて不安定な方もいらっしゃいます。
生活リズムも昼夜逆転している方もおられ、
生活音などのトラブルが起こる可能性もあります。
そういった場合は我々管理会社の出番です。
オーナー様が直接対応されるのはとても労力が必要なので
管理会社を経て対応するのが得策です。
弊社も生活保護受給者の方の対応は
多数経験しておりますので
どういったトラブルが起きてどういう対応をするのかなど
気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。
③生活保護受給者の入居者のもしもの時
生活保護受給者に限った話ではありませんが
万が一お部屋で亡くなってしまった場合は
どうなるんだろう。。。と心配される方も
いらっしゃいますよね。
ご病気などで生活保護を受けていたり
高齢で生活保護を受けている方も多数いらっしゃいます。
こういったことからリスクが上がるんじゃないかと
心配になるかもしれませんが
これは生活保護受給者かどうかというのは
あまり関係なく
生活保護受給者でなくても同じリスクは伴います。
こういったリスクをなるべく下げるには
・保証会社に加入してもらう
・Iotを使った見守りサービスを利用する
・定期借家契約にしておく
こういった対策をしておくことが出来ます。
どうでしょうか?
対策をしても不安に感じることはあるかと思います。
他に不安に感じることもあるかと思いますので
そういったことは是非お気軽にご相談ください。
いろんな角度から提案させていただきます。
どんな些細なことでも構いませんので
ご相談お待ちしております。