生活保護を受けているとどれぐらいの家賃の賃貸物件が
借りられると思いますか?
まずは生活保護での住宅扶助について見ていきましょう。
生活保護の住宅扶助
生活保護での住宅扶助は自治体によって変わります。
弊社のある京都市では以下の通りです。
生活保護の住宅扶助で賃貸物件をお探しになる時は、
上記の金額で家賃が収まる物件をお探しください。
生活保護だと賃貸物件の契約や更新を断られる?
生活保護を受給している・またはこれから受ける予定で、
住宅扶助内での賃貸物件を探し始めた際に
断られると聞いたり、実際に断られたケースもあるかと
思います。
何故断られるのでしょうか。
考えられる理由としては
・家賃トラブルの懸念
・隣人トラブルの懸念
・退去時のトラブルの懸念
・連帯保証人がいない
上記が考えられる大きな理由です。
一つずつみていきましょう。
家賃トラブルの懸念
生活保護受給者の方は収入が不安定なイメージが
少なからずあります。
また、生活保護費を使い込んでしまい
家賃が払えなくなるというトラブルが
起こっているのも事実なので
オーナー様から懸念されがちです。
隣人トラブルの懸念
生活保護受給者の方の中には、精神面が不安定な方も
いらっしゃいます。
その為、小さなことで近隣トラブルになったり
生活リズムの違いで騒音トラブルになったり
ということもあり
なるべくトラブルを避けたいという考えから
入居を断られるケースがあります。
退去時のトラブルの懸念
退去の際は、賃貸物件は原状回復の義務があるので
ハウスクリーニング代や、その他契約時に
取り決められている退去時費用が発生します。
生活保護受給者に限った話ではありませんが
退去時に発生した費用を払わず(払えず)に退去し
音信不通になるケースもあり
その場合はオーナー様負担で原状回復することになります。
退去費用は生活保護費からは支給されないことも多く、
トラブルになりやすいので
トラブルを避けたいという傾向にあります。
連帯保証人がいない
賃貸物件の契約の際は連帯保証人が必要な場合が多いです。
上記に述べたトラブル等が起きた際に
オーナー様や不動産会社等は、
連帯保証人に頼ることになりますが
生活保護を受給されている方の中には
高齢で単身の方や
シングルマザー(シングルファザー)の方も多く
連帯保証人を探すのが難しい方も多いので
頼れる連帯保証人がいないと契約が難しくなってきます。
上記の理由以外にも断られるケースはありますが
大きな理由としてはこんな感じです。
家賃のトラブル・隣人トラブル・退去時のトラブルは
各個人・各世帯が気をつければ避けられますが
連帯保証人がいないということに関しては
努力でどうにかなるものではないですよね。
ですが、この件に関しては対策方法があります。
①保証会社を利用する
保証会社が貸主に対して家賃を保証するので
オーナー様や不動産会社は安心して物件を
貸すことが出来ます。
保証会社のサービス利用料は生活保護の住宅扶助から
受給出来ます。
②連帯保証人なしで契約できる物件を探す
連帯保証人が不要な賃貸物件もあります。
その場合は契約がスムーズに済む件が多いです。
こういった物件を探すと少しは契約へのハードルが
下がるかと思います。
弊社では生活保護受給者を積極的にオーナー様に
紹介をしています。
すでに生活保護を受けている方も、
これから受けようとしている方も
賃貸物件をお探しの際は弊社へご相談ください。
生活保護受給者を受け入れてくださるオーナー様と
多数の契約をしておりますので
お力になれることがあると思います。
入居できるまで大変かと思いますが、
抱え込まずに弊社へご相談ください。
一緒にご希望の賃貸物件を探しましょう。